東京都細胞検査士会会長に就任しました
東京都細胞検査士会会長 石井保吉
東京都細胞検査士会会員の皆さん、こんにちは。2007年4月より本会の会長を務める事になりました石井保吉(ヤスヨシ)です。全国の細胞検査士数は2007年5月現在で6,188名、内本会に加入している細胞検査士数は791名です。なんと日本の細胞検査士の13%が本会に所属する会員であるというわけです。大きな組織になりました。
想えば1982年老人保健法が施行、この年から子宮がん検診と胃がん検診が実施され、婦人科細胞診が行われるようになりました。この時代は、全国の細胞検査士数は1,557名しかおらず『とにかく細胞検査士を育て、増やそう。細胞検査士数3,000名になるまで頑張ろう』というのが細胞学会および検査士会役員の方々の目標であったような時代でした。
本年4月、がん対策基本法が施行されました。
(がん検診の質の向上等)第十三条
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国及び地方公共団体は、がんの早期発見に資するよう、がん検診の方法等の検討、がん検診の事業評価の実施、がん検診に携わる医療従事者に対する研修の機会の確保その他のがん検診の質の向上等を図るために必要な施策を講ずるとともに、がん検診の受信率の向上に資するよう、がん検診に関する普及啓発その他の必要な施策を講ずるものとする。〜
とありますが、私個人の理解ではこの文章だけでも細胞検査士の皆さん、検診の事業評価がさらに更新できるような検査報告をお願いしますね、と言われているような気がしてなりません。
東京都細胞検査士会も15年前に結成され、今回で29回目の学術研修会が行われるまでになりました。学術研修会開催毎にその時代に必要とされる細胞診断技術が磨かれるよう会員の声を検査士会に反映させながら本会は運営されてきました。
27、28回学術研修会実施委員長の津田祥子氏が始めた事前鏡検(数箇所の施設を選択しこの施設にスライド標本を持参し日程あるいは鏡検者数の調整をしながら行う)も好評です。29、30回は、吉田志緒子氏が実施委員長ですが、このような事前鏡検体制も多くの細胞検査士を抱えた東京都細胞検査士会から生まれた独自の会の運営企画ではないのでしょうか。
これからも約800名の会員の細胞診断の精度保障がなされるよう、また若い人の感性が力強く育つような会にするため三宅、松原両副会長および役員全員の力を頂きながら細胞診という大海原に航海いたしますので宜しくお願いします。また、会員の皆さんの声を都道府県代表者会議および細胞検査士会、細胞学会にも反映させていきますので忌憚のないご意見をお待ちします。
